皆さんもご存知のように、全盲のピアニスト、辻井伸行さんが米国の第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人で初めて優勝されました。
僕が辻井さんの演奏を初めて耳にしたのは、夕方のニュースでした。その日は、日本人初の優勝者ということで、マスコミも何度も取り上げていました。辻井さんという人物を知ったのは、これが初めてだったので、全盲でありながらピアノが弾けるということにも驚いたのですが、それよりも、辻井さんの奏でるピアノの音に感動してしまいました。これまで、ピアノをの音を聴いて感動するということなど一度もなかったので、自分でも驚いてしまいました。
僕以外にも、そう感じた方も多かったのではないでしょうか。これはCDが売れるでしょうね。僕も欲しくなってしまいました。
こういう結果が得られたことに、彼と彼の両親を称えたいと思います。子どものときに与えたおもちゃのピアノがきっかけだったと聞きました。子どもの才能はどこにあるのか。親が見つけてあげることができたら、それはとてもすばらしいことですね。