昨日、PM19:30ごろに自宅の近所で救急車が停まりました。
私はちょうど部屋にいたので、様子が気になり外に出ました。近づいていくと10数名の方々が救急車周りを囲んでいたので、その中の人に話を伺うと誰かが道端に倒れていたようで、熱中症ではないかとのことでした。
現在、マスコミで騒がれている所在不明の高齢者問題は、行政の管理問題だけに留まらず、地域コミュニティーの欠落も起因となっているはずだと思っています。隣の住民のことを気に留めない、干渉すると煙たがられるのではないかなど世知辛い世の中になっているのでしょう。
私は毎朝自宅マンションから、10分ほど歩いたところにある駐車場まで歩きます。途中会う方に「おはようございます」と挨拶をしているのですが、その挨拶ひとつでコミュニティーの違いが垣間見られるのです。当マンションのある町内と、駐車場のある町内は別の町内です。当マンションの町内は、町内会の活動が活発でコミュニティーがしっかりとしています。逆に、駐車場のある町内は町内活動が全くと言っていいほどないのが現状です。前者の場合には、会う方ほぼ全員が、瞬時にお返しいただけますし、あちらからされることもあります。後者の町内では、初めてお会いする方に挨拶すると驚かれすぐには返事が返って来なかったり、時には無視されたこともありました。(あくまで一部のことですが。)
昔、私の母は近所に普段見かけない人が歩いていると、その人をずっと観察したり、また家の近くに救急車が停まると出て行って状況を確認したりしていました。子どもながらには、ただの野次馬だなと思っていましたが、今になって考えてみるとそういうこともコミュニティーの中には必要なことなのではないかなと思います。私が昨日、多少気恥ずかしさを感じながら取った行動はそんな思いからでした。
人がお互いのことに関心をもち、繋がりを大切にしていくことがとても大切で、結果的にそれが防犯や防災につながり、自分たちにとって住みやすい環境を作り上げていくのだと思います。まずは自分の関わるコミュニティーだけでも、そうなって行けるように行動していきたいなと思います。
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