浜松まつりは、ホントにすばらしい!
では、なぜ素晴らしいか皆様にも僕の主観ではございますが、少しご説明させていただきます。
浜松まつりは、凧揚げ合戦、御殿屋台(一般的には山車のこと)の引き回し、練りが最大の見所です。
まず「凧揚げ」は、家に長男が生まれた時に誕生を祝い端午の節句に凧を揚げるという風習からあるそうで、揚げられる凧にはその子の名前などが入っていました。凧揚げ合戦では他の町内の凧を切って争うなどといったことも行われ町内ごとに競い合っていました。
続いて「屋台」ですが、こちらは写真にあるように豪華絢爛な装飾を施したもので各町内の子どもたちがお囃子をやり、大勢で引き回し町内の盛り上がり、勢力を示すようなものだと思いました。この屋台は一見の価値ありです。町内ごとに大きさ、形はまちまちでお金のある町内は装飾が凝っていました。
そして最後に「練り」、ラッパの演奏と掛け声と共に提灯を持った人々が町内や街を練り歩きます。また家に長男が生まれた時に誕生を祝いその子を中心に練りをするなどという場面も町内のあちこちで見られました。おしくら饅頭のようにザーっと集まって盛り上がっている光景をよく目にしました。
浜松まつりは、子どもの誕生を祝う祭りであるのと同時に、浜松市内の各町内がそれぞれの盛り上がりを示し合うようなものだと感じました。
そして老若男女みなが祭りに参加し、楽しむことの出来る内容になっており、「浜松市民はゴールデンウイークには旅行に行かない。」、「外に出ている人も祭りの時は浜松に帰る。」などと言われるように、多くの市民がこの祭りを楽しみにしているようです。久しぶりにあう友人や知人に声を掛け合う場面があちらこちらで見受けられました。
この祭りに参加する人々は、伝統的な祭りに誇りを感じ、街と人々のつながりを実感する。そうして浜松は、温かで柔らかい市民性を醸成してきたのではないでしょうか。
浜松まつりが生み出す効果とその意味は、当初の目的を遥かに上行くものへ成長し、次の世代へと受け継がれていくのだと思います。
私の住む街にも、こんなすばらしい祭りがあったらと羨んでしまいます。
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