私が入会している団体の主催で毎年、小学生対象に「わんぱく相撲」というものを行っています。今年は、ナゴヤドームで行いました。約700人くらいの名古屋市内の小学生たちが集まって、相撲の取り組みを行いました。私は、一日かけて、へとへとになりながら運営の手伝いをしていました。
子どもたちのなかには、負けて悔しくて泣いる子や、怪我をしても「大丈夫!」ともう一度取り組んだりする子など、多くの子どもたちが闘争心をむき出しに戦っているようで、子どもたちの強く真剣な眼差しを見ることができました。優勝した子が、最後に感極まって、家族と称え合いながら、号泣し、嗚咽している姿を見るとこちらまで涙が出そうになりました。
聞くところによると最近の小学校では、運動会のときに順位をつけないところがあるそうですが、元来、どの子どもも競争心を持っていて、負けたくないという気持ちを持っているそうです。その負けん気をうまく使って、才能を伸ばして上げることが大人に取って必要なことなのだと思います。
たくさん負け、失敗する。そして、それを糧に反省し、努力していくということは僕ら大人にとっても大事なことだと思います。「成長をやめたときに人は老いていくものだ。」と先人が言っていましたが、その通りだと思います。私も、現状に満足することなく、常に自分を成長させて行きたいと改めて思いました。