配電盤のノウハウを蓄積

弊社では、創業当時から配電盤のお仕事をしています。
カスタムの配電盤メーカー様より、特注で一品一様の製缶板金を請け負っています。本体フレーム枠、ベース、架台、扉、側面パネル、中板、その他金具と大物から小物まで配電盤の製作をトータルで行なっています。

現在では、東は関東エリアから、西は九州エリアまで全国の電機メーカー様とのお取引があります。

中でも、アングルやチャンネルを使った溶接枠組みは、どのお客様からも高い評価をいただいています。
ノウハウが蓄積されているからこそ出来ることがたくさんあります。

大型で高精度、高品質を要求される筐体を製作

弊社では、日立グループ様、明電舎グループ様を始めとした重電メーカー様向けの盤の製作も請け負っています。特別高圧盤と呼ばれる大型で高精度、高品質を要求される筐体の製作も永年の経験値から高く評価をいただいております。

大型の筐体は骨格に使用する形鋼材も厚みのあるものを使用します。対角や寸法精度を出すため、溶接による歪み取り、仮組み方法や溶接順序など様々なノウハウを駆使して製品作りをしています。

図面通りのものを作るということは大前提の元、ただ図面通り製作するだけではなく、設計者様のミスや勘違いも経験から予測し、事前に確認することで後で大きな問題にならないような仕事を貫いています。
それにより遠方のお客様でも安心してご用命いただいています。

制御盤はもちろんのことデスク盤や操作盤といった凝った盤も製作

創業当時から配電盤を始め、電機の仕事に携わって参りました。電機に関わる板金を得意としてきたので、これまで培った経験を生かし、設計される方の要求するところまで理解しております。お客様によって、押さえなくてはいけないポイントと抜いても良いポイントがあります。それを理解しすることで、お客様の求める品質を維持しながら、コスト競争力を高めます。マウンテックはもとより、良い物をお客様にお届けしたいという思いがとても強いです。そのため、時間を掛けて仕上げ作業を行うこともありますが、全社的に常に気を付けてるのは、運営方針にもある「品質とスピード」ということを念頭に置いて行動しています。「良い物を作る為に時間を掛けてばかりいることは職人のエゴである。品質とスピードは両輪である。品質を落とさず、常にスピードを追求することが求められている。」ということです。

電機のお仕事は今後も求め続けられると思います。そのためマウンテックは今後もノウハウを蓄積し続け、様々なお客様に提供出来るように成長を目指して参ります。

高精度な架台をどんどん作ります

板金屋と謳いながらも、創業当時から形鋼材の枠組みを得意として参りました。配電盤も特に、等辺山形鋼（アングル）や溝形鋼（チャンネル）などの形鋼材を利用したフレーム製作を極めてきました。

ここ数年、その技術を活かし、様々な業界に必要とされる「架台」に特に力を入れています。架台は、配電盤の基礎部分にもよく使われます。ベースや台枠とも呼ばれることもあります。また、産業機械の台になる部分にも架台を使われます。配電盤・制御盤向け、太陽光向け、変電設備向け、データセンター向けのフリーアクセスフロア、空調設備、ロボット、配管用、配線用などなど様々な場面で架台と呼ばれるものが使用されます。

以前までは、アイアンワーカーのみで一次加工（切断、穴あけ、切り欠き）をしていましたが、長尺の形鋼材に加工ができるマシニングセンターを取り入れたことで、金型がない加工でもエンドミルを用いた切削加工でいろいろな加工ができるようになりました。そのため、H形鋼や角パイプ、丸パイプなども加工でき全てが社内にて対応できるようになり、リードタイムの短縮に繋がり多くのお客様に喜ばれています。

形鋼材の枠組みにつきものである溶接量、歪み抜き技術も多くの溶接工を抱える弊社であればしっかりと対応させていただいております。

機械装置向けの製缶品、架台、フレーム、金物

機械メーカー様からは大型の形鋼材を用いた架台などのご依頼をいただいております。多くが、溶接の製缶後に、門型のマシニングセンターによる機械加工を必要としないものをお請けしております。形鋼を扱い慣れた弊社だからこそ出来る品質をお届けしています。もちろん機械加工を要する架台についても、門型マシニングセンター保有の協力会社との連携により対応可能となっております。